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今日は私の41回目の誕生日です。

一応記念日だから。
今日何をブログに書こうかな？
少し悩みました。

やっぱり。今日は私の好きな本から。
詩をひとつ選んでみようと思います。


母の時間　浜文子さんの本です。

おしえて

おばあちゃん　おしえて
パパのこと
おじいちゃん　話して
ママのこと

パパはね　6年生でオネショした
ママはね　ハイハイで縁側から落っこちた

パパも忘れた昔の話
ママも知らない昔の話

おじいちゃんは
思いでの博物館
おばあちゃんは
思いでの百科事典

親になってから。
自分の誕生日も、より親目線で考えるようになりました。

産んでくれた母はもちろん。
育ててくれた父にも感謝する気持ちを新たにする。

私の誕生日の頃になると。
よく父と母は。二人で。
私が生まれた日の話をしていました。

夕方陣痛が来たこと。
夕飯は、親戚の蕎麦屋の天丼を食べたこと。
病院のそばで、猪？をみたこと。（街中なのに…）
先生がお産に間に合わなかったこと。
などなど…。

でも、父はもういません。
出産は女性にとって武勇伝。
それは、経腟分娩でも帝王切開でも一緒だと思います。
産み方ではなくて。
産まれる前後のこと。
産まれてからの思いなど。
いくつになっても誰かと。話したくなるもの。
なのかな？と思います。
できれば、その時一緒に過ごした父と。
話したいのかな？と思ったりして。

私の旦那さんは両親が二人とも他界しています。
だから、テルとカンは。
もう私の母。おばあちゃんしかいません。

子育てに一生懸命だった母は。
私が小さい頃のこと。
「必死過ぎて覚えていない」
というようなことを言っています。

母には、思い出の百科事典として。
私にも。孫たちにも。
私のこと。これまでのこと。
話してほしいなあ。と思います。

最近の1年は。本当に過ぎるのが早く感じます。
きっと今年は。
これからカンちゃんも産まれるから。
より一層早く感じるのかもしれません。

充実している証拠。だと思って。
これからの1年も。
母として。助産師として。
頑張りたいなあ。と思うのでした。