ファミールリンクの「しあわせママになる準備スクール」

女優の高畑淳子さんの長男が起こした事件。
報道で伝えられています。

事件そのものは凶悪であるし。
ちゃんと罪を償ってほしい。
性犯罪の被害を受けた女性を考えると…。
辛い気持ちになります。

ただ…。
母親である高畑淳子さんの記者会見。
これを見ていると…。

親であることの難しさ。
考えてしまいます。

確かに。
自分が育てた子供が起こした事件。
親は責任を感じるでしょう。

でも…。
親は、きっと。
産まれる前。産まれてすぐからも。

ちゃんと育てることができているのかな？
間違っていないだろうか？

そんな不安を持ちながら。
子育てしている人がほとんどです。

それは。子育てに正解がないから。

今回のように…。なにか事件を起こしてしまった時や。
子どもが思うようなことができなかった時など…。

親は自分が間違っていたのかもしれない。
そう振り返ることはできるけれど。
その一瞬一瞬は一生懸命な人がほとんどです。

いろいろな記者会見を見ていると。
甘やかす要素があれば
「甘やかしていたのではないですか？」

厳しければ厳しかったのでは？と追及する。

あの記者会見を見ていた人。
母親という立場で見ていた人の中には。

母親。親であることの。
危うさや怖さを感じた人も多いのでは？

アメリカでは…。
加害者と加害者家族は別。
そう考えられているようです。

加害者家族は、第2の被害者とも捉えらる。
日本は、昔から家制度。家長制度。
それがあるから。
親や家族の責任。が強いのかもしれません。

ただ…。
親であることの危うさや怖さ。
その部分ばかり際立つ世の中になってしまったら。

子育てしたい！と思う人。
少なくなってしまうかもしれません。

保育所の整備や。
育児休暇の制度。
整ってきたとしても…。

子どもを育てる親や家族を支える環境。
考え方が優しい世の中にならないと。
なんだか怖いなあ。と感じました。

高畑さんの会見の中でも。
女で一つで仕事をするために。
祖母に預けることが多かった。
という点も伝えらたようです。

こんなの聞いたら。
じゃあどうするの？
そう思う人も多いはずですから…。

人に迷惑をかけずに。
心優しく育ってほしい。
小さい頃から、利他の心を伝えられれば…。
そんなことを思ったりしました。